英中銀:0.25ポイント利下げの公算、ECBは据え置きへ-7日会合

イングランド銀行のキング総裁と欧州中央銀 行(ECB)のトリシェ総裁は7日に開く政策決定会合で、インフレ加速より も景気減速に対する懸念が一段と強まっていることを示唆する公算が大きい。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト61人を対象に実施した調査によ ると、59人がイングランド銀行は7日の金融政策委員会(MPC)で政策金利 を0.25ポイント引き下げ5.25%とすると予想。一方、ECBは、同日の定例 政策委員会で政策金利を4%に据え置くものの、トリシェ総裁が欧州の景気は 従来予想ほど強くないとの見解を示す可能性が高いとみられている。

米景気悪化に伴う欧州経済の減速を受け、英中銀は米金融当局の利下げに 追随し、ECBはインフレとの戦いに関する論調を弱めている。2007年10- 12月(第4四半期)の英国の住宅価格は2000年以来で初めて下落し、1月の ユーロ圏サービス業景気指数は少なくともここ4年余りでの最低水準となった。

ベアー・スターンズ・インターナショナルの欧州チーフエコノミスト、デ ービッド・ブラウン氏(ロンドン在勤)は、「イングランド銀は金融政策の軸足 を景気対策に移しており、ECBも間もなくこれに続くだろう」との見方を示 した。

イングランド銀はロンドン時間7日正午(日本時間午後9時)に金融政策 を発表する。ECBの発表はその45分後で、トリシェ総裁はフランクフルト時 間午後2時半(日本時間午後10時半)をめどに記者会見を開く。

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