日インタ株が続落、プラズマテレビ生産調整で受注減-四半期大幅減益

半導体素子を製造する日本インターの株価が 3日続落。プラズマテレビの生産調整のあおりを受けて8インチウエハの受注が 悪化、2007年4-12月期業績は大幅な減益となった。世界景気の減速が今後の 需要に影響を与えていくとの不安が出ている。午前9時56分現在の株価は前日 比13円(4.6%)安の270円。

同社の総務部の今井寧人氏によると、「韓国市場を中心とした生産調整の影 響を受けた。需要拡大を見込んで前期に茨城県つくば市に新工場を設立し、量産 体制を整えていたが、受注を計画通り取り込めず、コストがかさんだ」という。

07年4-12月期の連結営業利益は前年同期比54%減の7億6800万円と大 幅減益となった。民生向けの半導体素子製品事業の売上高は前年同期比6%減の 107億6500万円。第1四半期(4-6月)、第2四半期(7-9月)も前年同 期比で減少していた。

今期(08年3月期)の連結営業利益は前年同期比46%減の10億円の見通し。 同社の今井氏は「アジア向けの受注が戻り始めてきており、すでに底は打ったと みている。第4四半期(1-3月)の民生向け事業の売り上げはプラス転換する 可能性がある」(今井氏)と、通期業績達成に自信を示した。