津田財務次官:景気対策としての財政出動は慎重に考える必要(2)

津田廣喜財務事務次官は7日夕の定例記者 会見で、景気対策としてのマクロ経済政策について「財政政策と金融政策があ るが、それぞれの国の状況に応じた政策が求められる」とした上で、「日本の 財政事情を考えれば、財政政策を出動するのは相当慎重に考えなければならな い」との認識を示した。

また、金融政策については「中央銀行がよく経済の現状をウオッチしなが ら対応していただきたい」と述べるにとどめた。

マコーミック米財務次官は5日、「海外需要が強くなれば、世界経済が力 強く、よりバランスのとれた形になるのに役立つ。大国、小国あるいは先進国、 新興市場国のいかんを問わず、ほかの国が賢明な措置をとり、それぞれの需要 を喚起することが特に重要だ」との考えを表明した。

また、国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事も、米国以外に 余裕のある国は財政出動による内需刺激策を実行するよう要請した。

1兆ドルに近づきつつある日本の外貨準備の運用方針については「金額そ のものが具体的にいくらになったからといってどうということはない」とした 上で、「流動性と安全性の確保に最大限留意しながら、可能な限り収益性を追 及するとの方針で臨んでいく」と述べた。

同省が7日発表した1月末の外貨準備高は9960億4400万ドル(約106兆 円)となり、過去最高を更新した。

--共同取材 John Brinsley Editor: Masaru Aoki,Hitoshi Ozawa

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