米国市場のアジア株:3日続落、原油安などで資源株下落-BHP安い

米国市場のアジア株相場は3日続落。原油 相場が下落したことや、世界最大の鉱山会社豪BHPビリトン(BHP US)が示 した1470億ドルの買収案を英豪系リオ・ティントが受け入れなかったことを受 け、売り注文が先行した。

BHPのADR(米国預託証券)は3週間ぶりの大幅安。買収条件を引き 上げた同社の新たな提案についてリオが、同社を「大幅に」過小評価している との見方を示したことが嫌気された。中国最大の石油会社、ペトロチャイナ(PTR US)や中国最大の海洋資源会社、Cnooc(中国海洋石油、CEO US)も安い。

アジア企業ADR(米国預託証券)指数は、前日比1.6%安の149.21。日 本企業ADR指数は同0.9%安の98.67(ともにバンク・オブ・ニューヨーク集 計)。

シカゴ商業取引所(CME)の日経平均先物(3月限)は、同255円安の 1万3115円。大阪証券取引所は1万3090円、シンガポール取引所(SGX) は1万3080円(すべて通常取引終値)。

アジア企業ADR指数は、昨年10月に記録した高値から20%下落。米国が リセッション(景気後退)に突入し、商品やアジア企業の消費財への需要が抑 制されるとの懸念が材料。ただ、米金融当局の2度の利下げを支えに、1月22 日に記録した今年の最安値からは2.4%値を戻している。