世界の社債保有リスクが連日の上昇-米景気減速と影響拡大への懸念で

6日のクレジット・デフォルトスワップ(C DS)市場で、世界の社債の保証コストが上昇した。米景気減速とその影響拡 大への懸念を背景に、2日連続でリスク意識が高まった。

ドイツ銀行によると、北米の投資適格企業125社で構成するマークイット CDX北米投資適格指数はニューヨーク時間午前10時24分(日本時間7日午 前零時24分)現在、3.75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し

121.5bp。欧州の高リスク・高利回り企業中心の50社で構成するマークイッ トiTraxxクロスオーバー指数は12bp上昇し、516bpに達した(JP モルガン・チェース調べ)。日本のマークイットiTraxxジャパン指数は

77.5bpと70bpから上昇し、1日の上昇として最大だった。指数上昇は信用 の質が劣化したとの認識を示唆する。

米証券大手ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ビニアー最 高財務責任者(CFO)は6日の投資家会議で、米信用市場は「何年も何年も の間見たこともなかったほどのひどいリセッション(景気後退)のさなかにあ るかのような取引状態になっている」と語った。

住宅金融会社ネーションワイド・ビルディング・ソサイエティによると、 英国の消費者信頼感は約4年で最低の水準にある。米国でも供給管理協会(I SM)の1月の非製造業景況指数低下や銀行の貸し渋りを示唆する米連邦準備 制度理事会(FRB)の調査結果が示され、逆風が強い。

CMAデータビジョンによると、自動車大手、米ゼネラル・モーターズ(G M)債のCDSスプレッドは30bp上昇し825bpとなった。CDSスプレッ ド1bpは債務1000万ドルに対する保証コスト1000ドルを意味する。

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