スーパーチューズデー:民主互角の戦い-加州はクリントン氏勝利

米大統領選の各党候補選びのヤマ場である5 日のスーパーチューズデーに、民主党はヒラリー・クリントン上院議員(ニュ ーヨーク州)とバラク・オバマ上院議員(イリノイ州)が互角の戦いを繰り広 げた。

米メディアの予測によれば、クリントン氏はアリゾナ州、アーカンソー州、 カリフォルニア州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州、ニューヨーク 州、オクラホマ州、テネシー州で勝利。一方のオバマ氏はアラバマ州、コロラ ド州、コネティカット州、デラウェア州、ジョージア州、アイダホ州、イリノ イ州、カンザス州、ミネソタ州、ノースダコタ州、ユタ州を制した。FOXニ ュースはミズーリ州もオバマ氏勝利と伝えた。

5日に行われた22州での民主党予備選や党員集会の結果はまだ出そろって いない。代議員数の多い重要州はニューヨーク、イリノイ、カリフォルニアな どだが、民主党の制度では敗者にも得票に応じて代議員が割り当てられる。

互角の戦いのなか、両陣営とも指名争いが今後、数週間にわたって続くと 考えている。スーパーチューズデー以前には、オバマ氏とクリントン氏がそれ ぞれ2州ずつを制していた。

いずれの候補を選んでも、民主党は初の女性、または初の黒人という歴史 的な選択をすることになる。クリントン氏はこの点に触れ、自分の母親が生ま れたころには女性に選挙権すらなかったと語り「いっしょに米国を私たちの手 に取り戻そう」と呼び掛けた。一方のオバマ氏はイリノイ州の支持者に、自身 の選挙活動は全米で勢いを増しつつある「動き」を代表するものだと語り、「わ れわれの時が来た」と訴えた。

MSNBCの出口調査によれば、オバマ氏は黒人と男性、50歳未満の有権 者から支持を集めている。一方、女性の間にはクリントン氏の支持が多い。ク リントン氏はヒスパニック系米国民の約61%の支持も得ており、これがカリフ ォルニア州での勝因となったかもしれない。

民主党の大統領候補指名には8月の党大会で2025票を獲得する必要がある。