財務省幹部:為替の議論が単独で出てくる位置づけになりにくい-G7

財務省幹部は6日午後、同省内で記者懇談を 開き、今週末9日に東京で開かれるG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議) で為替問題が取り上げられる可能性について、「直近の課題は経済の先行きや金 融市場全体の不安定性にある」とした上で、「為替の議論が単独で出てくる位置 づけにはなりにくい」との見通しを示した。

その上で、世界経済の議論の中で為替問題が取り上げられる可能性を示唆 した。また、世界の金融市場の安定化や景気減速を回避するためのマクロ経済 政策について「各国が置かれている経済や財政事情は違う。各国は適切に対応 していくことを確認する」と述べたほか、「経済の不確実性が高い中、各国は連 絡を取り合い、対応していかなければならないという議論になる」と強調した。

さらに、大幅な利下げや経済対策を打ち出した米国側から「各国にマクロ経 済政策を要求することは考えにくい」と語った。