米大統領選:民主党候補選び長期戦に-スーパーチューズデーは互角

米大統領選の各党候補選びのヤマ場である 5日のスーパーチューズデーで、民主党のヒラリー・クリントン上院議員(ニ ューヨーク州)が大票田を抑えた一方で、バラク・オバマ上院議員(イリノイ 州)は獲得した州の数でクリントン氏を上回った。

クリントン氏はスーパーチューズデーの最大の焦点だったカリフォルニア 州を制した。地元のニューヨーク州に加え、同じ北東部でニュージャージー州 とマサチューセッツ州を押さえた。アーカンソー州、オクラホマ州、アリゾナ 州、テネシー州でも勝利した。

一方、オバマ氏はクリントン氏の地元の隣、コネティカット州を獲得。地 元のイリノイに加えジョージア州、デラウェア州、アラバマ州、カンザス州、 ノースダコタ州、ミネソタ州、コロラド州、アイダホ州、アラスカ州、ユタ州、 ミズーリ州で勝った。AP通信によるとニューメキシコ州は開票率92%の時点 でオバマ氏がクリントン氏に518票差をつけてリードしている。

米プリンストン大学で歴史・政治学を教えるジュリアン・ゼリザー教授は、 「あらためてクリントン氏は地盤を固め、重要な州で勝利を収めた。この勝負 は最後までもつれるだろう」と語った。

民主党の大統領候補指名には8月の党大会で2025の代議員票を獲得する 必要がある。

AP通信によると6日午前の時点での投票集計では、クリントン氏が845 の代議員票を獲得し、オバマ氏は765を獲得した。

オバマ陣営のチーフストラテジスト、デビッド・アクセルロッド氏は、ク リントン氏を「固い決意の対立候補で、好位置につけている」としながらも、 オバマ氏は「クリントン氏のリードを全米で徐々に奪っている」と述べた。

米金融情報局MSNBCが実施した出口調査によると、白人の投票者のう ちクリントン氏に票を投じたのは51%、44%はオバマ氏、黒人の投票者のうち オバマ氏支持は80%、クリントン氏支持は17%だった。また女性投票者のう ちクリントン氏に票を入れたのは51%、オバマ氏は46%。男性投票者の53% はオバマ氏支持で、クリントン氏への支持は42%だった。

5日の22州の後、戦いのペースは緩やかになる。2月9日にはルイジア ナ州の予備選とワシントン、ネブラスカ両州の党員集会が控える。10日にはメ ーン州の予備選、12日にはメリーランドとバージニア州、さらに首都ワシント ンと続く。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE