10-12月期の米労働生産性速報値:0.5%上昇に伸び鈍化か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融機関や調 査機関71社の予想をまとめた調査(中央値)によると、米労働省が6日発表 する2007年10-12月(第4四半期)の非農業部門労働生産性指数(速報値) は前期比年率0.5%上昇が見込まれる。過去1年余りで最も低い伸びに鈍化し、 労働コストは押し上げられたもようだ。

7-9月(第3四半期)の上昇率は6.3%で、ほぼ3年ぶりの高水準だっ た。米企業は生産性の鈍化を阻止しようと従業員削減を進めている。値上げが 必要となる事態を避けるために人件費の抑制にも努めている。米金融当局はリ セッション(景気後退)回避の利下げ実施に当たって、今後のインフレ鈍化を 想定している。

RBSグリニッチ・キャピタルのチーフエコノミスト、スティーブン・ス タンレー氏は「経済活動が失速するなか、労働生産性の上昇ペースは第4四半 期に相当鈍化した可能性が高い」と述べた。

労働生産性の統計は午前8時半(ワシントン時間)に発表される。調査で の予想レンジは0.6%低下-2.7%上昇。

第4四半期の単位労働コストは前期比年率3.5%上昇(67社の中央値)が 見込まれる。第3四半期は同2%低下していた。予想レンジは1%上昇-5% 上昇。