午後の日本株は全面安続く、米動向見極め-GLOBEXや香港も安い

午後の東京株式相場は、東証1部の値下が り銘柄が1600を超す全面安の状況が続いている。日経平均株価の下げ幅は開 始直後に一時600円超まで拡大した後、やや下げ渋り。米供給管理協会(IS M)の非製造業景況指数が大きく悪化したことや、格付け会社フィッチが金融 保証会社(モノライン)などの格下げの可能性を示唆したことが引き続き警戒 材料だ。東証業種別33指数は、電機や銀行、卸売などを中心にすべて安い。

またアジア市場では、香港ハンセン指数が一時前日比6.2%と大幅な下げ となっている状況も、投資家が積極的に下値を買う動きを限定させている。米 大統領選挙予備選のスーパー・チューズデーの開票最中という事情もあり、 6日の米国株動向を見極めたいとの姿勢も強い。米株動向を占う上で注視され るシカゴ24時間電子取引システム(GLOBEX)のS&P500種株価指数先 物は、午前は基準価格比変わらず近辺でもみ合っていたが、午後に入って4ポ イントあまり安くなる展開。

午後1時47分時点の日経平均株価は前日比524円32銭(3.8%)安の1 万3221円18銭、TOPIXは46.87ポイント(3.5%)安の1308.61。東証1 部の売買高は概算で17億5085万株。値上がり銘柄数は80、値下がり銘柄数は 1623。

一方、昼休み中の東証立会外では約239億円のバスケット取引が成立した。

カブドットコム証券の臼田琢美常務執行役は、「米国株式市場が大きく下 落しており、東京市場の下落はやむなし。日経平均が1月下旬の1万2000円 台半ばから1万4000円の手前まで反発し、そろそろ一服調整のタイミングだ った」との認識を示している。

ただ、米国動向の影響を受けやすい現在の相場状況だけに、「これ以上売 り込まれる材料はないだろう。一気に急落しているので、自律反発の可能性は ある」とも話した。

非鉄金属の下落幅は午前終値の6.3%から6.9%に拡大。このほか、その 他金融も6.1%から6.5%に拡大する場面もあった。また、個別銘柄では、三 菱商事、住友金属工業も安い。午前終了後に通期予想や中期計画内容を下方修 正したバンダイナムコホールディングスは、午後に入って制限値幅いっぱいの ストップ安水準で売り気配となっている。