1月の英消費者信頼感指数:04年以来の低水準-ネーションワイド

英住宅金融大手ネーションワイド・ビルディ ング・ソサエティが6日発表した1月の英消費者信頼感指数は、少なくとも 2004年以来の低水準に落ち込んだ。景気減速や生活コスト上昇、株価下落が消 費者心理を圧迫した。

同社が電子メールで配布した資料によれば、1月の指数は、前月比4ポイ ント低下の81と、04年5月の統計開始以来の最低水準となった。

住宅市場の悪化に加え、英株式市場の指標、FT100指数が月間ベースで5 年ぶりの大幅下落となり、英景気減速が一段と進んでいることがあらためて示 された。エネルギーや食料品が値上がりするなか、イングランド銀行は景気と インフレの双方向のリスクの間でバランスを取ろうとしている。7日の金融政 策委員会(MPC)では利下げが実施される可能性がある。

ネーションワイドのシニアエコノミスト、マーティン・ガーバウワー氏は 信頼感の低下について、「経済見通しに関する現在の不透明感からすると、予想 外ではない」と指摘。「今月予想通り利下げがあれば、短期的には消費者心理が 改善する公算はあるが、消費者信頼感が1年前の水準に戻るまでにはある程度 の時間がかかるだろう」と述べた。

現在の景気に関する現況指数は5ポイント低下の83、半年後の景気や雇用 に関する期待指数は4ポイント低下の79だった。この統計はネーションワイド の委託を受けた市場調査会社テーラー・ネルソン・ソフレスが昨年12月17日 から今年1月20日に、1000人を対象に実施した調査を基にまとめた。