米クライスラー:プラステクと部品供給で暫定合意-米工場は生産再開

米3位の自動車メーカー、クライスラーは、 部品メーカーのプラステク・エンジニアード・プロダクツと、部品供給などで 暫定的合意に達した。プラステクとの対立で、クライスラーの米国内4工場は 生産停止に追い込まれ、同社の工場ネットワーク全体が脅かされていた。

デトロイトの米破産裁判所の審理で、プラステクの弁護士、グレッグ・ガ ラルディ氏は、同社が15日までにクライスラーにプラスチック部品を提供する ことを明らかにした。クライスラーの広報担当者、ミシェル・ティンソン氏は、 5日午後のシフトから生産を再開すると述べた。

今回の合意で、クライスラーの北米13の組み立て工場がすべて閉鎖に追い 込まれる恐れがなくなった。クライスラーとプラステクの対立から、両社の関 係は変化する公算が大きい。プラステクは値上げか顧客からの融資を求めてい る。

ミシガン州裁判所はプラステクが1日に米破産法11条の適用を申請する 前に、クライスラーに対し、プラステクに貸与した工作機器を回収する許可を 与えていた。プラステクはクライスラー向けに、エンジン部品や内装・外装関 連部品500種類以上を生産する。クライスラーは別の部品供給先を検討する可 能性があるが、破産裁判所の承認なしにプラステクから機器を回収することが できない。審理は13日の予定。

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