米ディズニーの10-12月期:27%減益-1株利益は予想上回る(2)

米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニ ーが5日発表した2007年10-12月(第1四半期)決算は、ケーブルテレビ (CATV)やテーマパーク部門の売り上げ増加に支えられ、1株利益がアナ リスト予想を上回った。発表を受け、同社の株価は時間外取引で一時、6.1% 上昇した。

純利益は12億5000万ドル(1株当たり63セント)となり、前年同期の 17億ドル(同79セント)から減少した。ただ1株利益は、ブルームバーグが まとめたアナリスト19人の予想平均の52セントを上回った。売上高は前年 同期比9.1%増の104億5000万ドルとなり、これもアナリスト予想平均 (101億ドル)を上回った。

ディズニー・チャンネルの映画「ハイスクール・ミュージカル」やドラマ 「ハンナ・モンタナ」の人気を背景にロバート・アイガー最高経営責任者(C EO)はCATV運営会社から受け取る放送使用料を値上げし、放送使用料収 入は13%増えた。一方、テーマパークは11%増収だった。

決算は米株式市場の通常取引終了後に発表された。ディズニーの株価は時 間外取引で一時、1.83ドル高の31.90ドルに上昇。通常取引終値は前日比83 セント安の30.07ドルだった。過去1年間の騰落率はマイナス14%。

リゾート部門の営業利益は前年同期比25%増の5億500万ドルだった。 ウォルト・ディズニー・ワールド(フロリダ州)やパリのディズニーランドの 増収や香港ディズニーランドでの業績改善が寄与した。CATVやABC放送 を含むメディア・ネットワーク部門の増収率は10%だった。同部門の営業利 益は28%増の9億800万ドル。