米タイコ:10-12月期は利益が倍以上に拡大-ADT部門など好調

電子コネクター・防犯システム世界 最大手の米タイコ・インターナショナルが5日発表した2007年10-12 月(第1四半期)決算は、利益が前年同期比で倍以上に拡大した。セキ ュリティー部門ADTとバルブ部門の売り上げ増が寄与した。一部項目 を除く1株当たり利益はアナリスト予想を上回った。

発表資料によると継続事業ベースの利益は3億6900万ドル(1株当 たり74セント)と、前年同期の1億6300万ドル(同32セント)から増 加。一部項目を除く1株当たり利益は73セントと、アナリスト予想を 12セント上回った。売上高は12%増の48億7000万ドルとなった。

エド・ブリーン最高経営責任者(CEO)は業績改善のため、収益 性の低い事業部門を削減すると表明した。同社は先月23日には、ADT 部門などの売り上げ堅調を理由に、第1四半期と08年通期の売上高と利 益見通しを上方修正していた。この日は08年通期の1株当たり利益見通 し(一部項目を除くベース)を2.60‐2.70ドルで据え置いた。

タイコ株価のニューヨーク時間終値は前日比30セント(1%未満) 下落し40.30ドル。