NYSEユーロネクスト:10-12月大幅増益、コスト懸念で株下落

ニューヨーク証券取引所などを運営する米 NYSEユーロネクストが5日発表した2007年10-12月(第4四半期)決 算では、株式トレーディングが過去最高となったことが寄与し、純利益が前年 同期の3倍以上となった。株価はただ、予定していたコスト削減策の一部を先 送りしたことから、一時12%安となった。

同社の資料によれば、純利益は1億5600万ドル(1株当たり59セン ト)と、前年同期の4500万ドル(同29セント)から増加した。ただ、最も 楽観的なアナリスト予想は下回った。

投資家が住宅ローン関連証券の損失拡大の回避に動いたため、株式トレー ディングが増加した。2カ月前に就任したダンカン・ニーダーアウアー最高経 営責任者(CEO)率いる同社は、技術コストを年2億5000万ドル引き下げ る3年計画を継続しながらも、トレーディング増加に対応するため設備投資を 続けている。

合併関連などの経費を除くと、利益は1億7500万ドル(同66セント) と、前年同期の1億2600万ドル(同47セント)を上回った。ゴールドマ ン・サックスのダニエル・ハリス氏ら一部アナリストの予想である70セント は下回った。同氏はコストが予想を上回ったことを理由に挙げている。

株価はニューヨーク時間午後零時40分現在、前日比9.56ドル安の

73.17ドルで推移している。一時は72.72ドルまで下げる場面があった。

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