豪中銀:政策金利引き上げ7%に-声明で来年インフレ鈍化と予測(2)

オーストラリア準備銀行(RBA)は5日 開いた政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートを

0.25ポイント引き上げ7%とすることを決めた。1991年以降で最速ペースと なったインフレの沈静化を目指し、同金利を11年ぶり高水準に引き上げた。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、エコノミスト27人全員 が利上げを予想していた。RBAは昨年8月と11月にも利上げを実施した。

スティーブンス総裁は利上げ決定後の声明で、「インフレ沈静化には、需 要を現状ペースから大きく鈍化させることが必要になりそうだ」と説明。その 上で、インフレ率が前年比で一段と上昇する可能性があるものの、「来年には 幾分鈍化すると予想している。世界経済は減速しつつある」と指摘した。

オーストラリアは先週の米金融当局による利下げ後、初めて利上げを実施 する先進国となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は1990年以来で最 速のペースでフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を引き下げ、3%とし ている。

この日の利上げ発表後の豪ドルは、シドニー時間午後2時50分(日本時 間同零時50分)現在、1豪ドル=0.9066米ドル。発表直前は同0.9065米ドル だった。2年国債の利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低 下の6.74%となっている。

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