オリックス:10-12月純利益52%減の289億円-配当は2倍の260円(2)

総合金融サービス大手のオリックスが5日 に発表した2008年3月期の第3四半期(10-12月)連結業績(米国会計基 準)によると、純利益は前年同期比52%減の289億円となった。米サブプライ ムローン問題に伴う市場混乱で投資事業収益などが伸び悩んだ。07年4-12 月期9カ月間の純利益は同20%減の1209億円だった。

08年3月期の純利益予想は5期ぶりの減益となる前期比14%減の1700億 円に下方修正した。従来予想は2025億円。藤木保彦副会長・グループCFO (最高財務責任者)は会見で「周囲の経営環境は、昨夏にサブプライムローン 問題が表面化して以降、激変している」と指摘。07年10月以降は与信の厳格 化を徹底したという。

第3四半期の減益は、市場混乱で有価証券の売却益などが減少したほか、 中小企業向け融資など貸し倒れ引当金繰入額が増加した。一方で、08年3月期 の期末配当は1株当たり260円にすると発表した。前期130円の2倍となる。 梁瀬行雄社長はブルームバーグ・ニュースに内部留保優先から株主還元重視に 転換する方針を示していた。

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