ムーディーズ:仕組み金融商品格付けで新方式-数字の採用を検討

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・ サービスは4日、仕組み金融商品の格付けについて数字を基にした新たな方式 を検討していることを明らかにした。創業者のジョン・ムーディー氏が約100 年前に創り出した文字による格付けから離れることになる。

ムーディーズは4日、数字による新しい格付けシステムについての意見を 求める書簡を投資家に送った。社債の格付けと区別するため、仕組み金融商品 の格付けには「.sf」を付けることも検討している。

さらに、2段階以上の格下げの可能性を示唆する記号を付けるかどうかに ついても投資家の意見を求める。格付けシステムは変更せず、調査リポートを 通じてより多くの情報を開示する案も検討されている。

リチャード・キャンター氏らムーディーズのアナリストは書簡で、「公的機 関や市場参加者の一部が、追加の措置を求めた」として、「格付け会社が仕組み 金融商品と社債・国債の格付けを区別するべきかどうかで意見を求めている」 と説明した。

また、ムーディーズは4日、証券化された米サブプライム(信用力の低い 個人向け)住宅ローン証券の貸し倒れ率予想を上方修正し、債務担保証券(C DO)に組み込まれた2006年のサブプライム証券の貸し倒れ率予想を最大で

17.8%に引き上げた。格下げが増える可能性が高まった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE