12月ユーロ圏生産者物価、前年比4.3%上昇-1年ぶり大幅な伸び(2

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット) が4日発表した2007年12月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は、前年同月 比4.3%上昇と、1年ぶりの大幅な伸びとなった。エネルギーコスト上昇が影響 した。11月は4.2%上昇だった。

12月の上昇率は、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト27人 の予想中央値と一致した。エネルギー価格は前年同月比8.3%上昇。12月のPP Iは前月比では0.1%上昇となった。

原油価格は過去1年間で50%上昇し、欧州企業の生産コスト増につながっ ている。エネルギーコスト上昇で、インフレ率は欧州中央銀行(ECB)の目安 上限である2%を上回る状態が続いており、景気減速のなかにおいても米英のよ うな利下げに踏み切れない状況だ。

ING銀行のエコノミスト、マーティン・ファン・フリート氏(アムステル ダム在勤)は、「今回のPPIは、ECBが次の政策委員会でインフレ阻止の方 針を弱めることはないというタイムリーな合図になっている」と指摘した。

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