山本前金融相:日本も政府系ファンド設立を-市場への影響はすでに大

自民党の「資産効果で国民を豊かにする議 員連盟」会長の山本有二前金融担当相は4日放送のブルームバーグテレビジョ ンで、中国やロシアで動きが活発化している政府系ファンドについて、日本と しても設立し、市場に参加していくべきだとの考えを示した。同議員連盟は1 月24日の緊急提言にこの案を盛り込んだ。主な発言内容は以下の通り。

「いま政府系ファンドは全くやってない。ただ、今後、展開せざるをえな い。政府が保有している簡保資金150兆円、郵便貯金200兆円、年金基金150 兆円などを集めると1000兆円くらいあるが運用されていない」「例えばシン ガポールのテマセクの25年間の運用実績は8.5%。低めにみて1000兆を5% で運用すると50兆。そうすると1年間の税収に匹敵する」

「すでにロシア、ノルウェー、中国、インドなどでもすでに始まった。中 東諸国のオイルマネーのほか、中国の華僑をはじめ、政府の持っているお金は 巨大。そういったものが市場に影響している事実を考えると、日本も当然そこ に参加し、勉強してほしい」