英中銀:政策金利、0.25ポイント引き下げ5.25%か-7日のMPC

ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノ ミスト調査によると、イングランド銀行は今週、ここ3カ月で2回目の利下げ を実施する公算が大きい。景気が減速するなか、インフレ加速懸念は先送りす るとみられる。

調査では、回答者61人のうち58人が、イングランド銀が7日の金融政策 委員会(MPC)で、政策金利を0.25ポイント引き下げ5.25%とするとの見 通しを示した。また、2人が0.5ポイントの利下げを見込み、1人は据え置き の予想だった。

住宅の値下がりと市場の貸出金利上昇で、英経済は前回のリセッション(景 気後退)が1992年に終わって以来で最悪の状況となりそうだ。ただ、イングラ ンド銀のキング総裁は、インフレ圧力があるため、同中銀が向こう数カ月間に 米金融当局に追随して追加利下げを行うことはないとの見解を示している。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のエコノミスト、マシュー・シャラッ ト氏(ロンドン在勤)は「イングランド銀には明らかに、金融政策は引き締め 的であり、引き下げる必要があるとの意識がある」と指摘。その上で「インフ レに関する懸念は、米金融当局にみられたような積極的な金融緩和はないとい うことを意味している」との見方を示した。

1月30日にブラウン首相に再任されたキング総裁は、イングランド銀が 2008年に「困難なかじ取り」に直面すると指摘している。住宅価格は07年10 -12月(第4四半期)に2000年以来の急低下を記録し、住宅ローンの承認件 数は9年ぶりの低水準となり、米国のリセッション入りの恐れが世界の成長見 通しを引き下げている。

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