サッポロ特別委:スティール案、株主利益著しく害する恐れ大きい(2)

米系投資ファンドのスティール・パートナー ズからTOB(株式公開買い付け)による買収提案を受けているサッポロホール ディングスは4日、スティールの提案について、特別委員会による意見書を受領 したと発表した。特別委は、スティールが買い付けを行う場合、「サッポロHD の企業価値を毀損し、株主の共同の利益を著しく害する恐れは大きいと評価す る」などとする意見をまとめた。

特別委の委員は武藤春光・帝京大名誉教授、大浦溥・アドバンテスト相談役、 中谷巌・多摩大学長の3人。とりまとめた意見について、同委員が午後4時半か ら都内で記者会見を行う。

サッポロは導入した買収防衛策に基づき特別委員会を設置。サッポロ取締役 会は同委員会の意見を最大限尊重したうえで、提案内容の評価期間が終了する3 月5日までにスティールへの対応を決める。

サッポロHDの株価は前週末比10円(1.2%)安の854円(午後2時41分現 在)。