東京白金:2日連続で上場来高値を更新-南アの生産減で需給ひっ迫

東京工業品取引所では白金相場が続伸。期 先物は前週末に続いて上場来高値を更新し、直近安値からは15%も高い水準で 取引されている。電力不足を背景に世界最大のプラチナ生産国・南アフリカ共 和国からの供給が減ると見込まれるなか、プラチナ現物相場が再び最高値を付 けた動きを引き継いでいる。

岡地・投資相談部の重本貴樹コモディティアドバイザーは、南アのプラチ ナ鉱山は火力発電に依存しているが、国営電力会社への石炭供給が世界的な需 給ひっ迫で不安定なため、プラチナの安定生産が損なわれていると指摘。「欧 州ではもともとディーゼル車の触媒需要が旺盛だったうえ、南アからの供給減 で現物価格が下がらなくなり、東京市場もこうした動きに追随している」とい う。

期先物は前週末比44円高の1グラム当たり5725円で始まり、日中ベース では1日に記録した上場来高値5693円を更新。開始後こそ5712円まで伸び悩 んだがすぐに買いが膨らみ、午前10時すぎには116円高の5797円に上昇した。 その後しばらく5780円を挟んでもみ合っていたが、午後3時すぎには5799円 まで上げ幅を拡大させている。

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