米グーグル:マイクロソフトによるヤフー買収提案は「厄介な問題」

インターネット検索大手、米グーグルは3日、 ポータル(玄関)サイト大手の米ヤフーがソフトウエア最大手の米マイクロソフ トから買収提案を受けたことについて、ネット利用者にとっては「厄介な問題 だ」との認識を示した。

マイクロソフトは1日、ヤフーに446億ドル(約4兆7600億円)での買収 を提案し、ネット検索の2位と3位にある両社の経営統合を目指す動きに出た。 両社は電子メールやインスタントメッセージ(IM)分野のサービスで人気が高 く、ネット向けのグラフィック広告の販売も手掛けている。

保有するウェブサイトの閲覧件数が米最大のヤフーを買収することで、マイ クロソフトはオンライン広告からの売り上げを4倍に引き上げられる可能性があ る。一方、グーグルは3日、今回の買収提案について、マイクロソフトが過去に パソコン分野で犯したのと「同じような不適切で不正な影響力をインターネット 上でも行使する試みだ」と指摘した。

グーグルは同社のウェブサイトに掲載したブログで「今回の買収案は、1社 が他社を買収するという取引以上の意味を持つものだ」と主張。「開放性と技術 革新といったインターネットの根本的原則の保全に関するものだ」と強調した。

これに対しマイクロソフトのブラッド・スミス法務顧問は、買収案は「開放 性や技術革新、ネット上のプライバシー保護」の向上に寄与するとして、グーグ ルの指摘に反論した。