モノライン救済、NY州保険局長は業界2位アムバックに注力-関係者

エリック・ディナロ・ニューヨーク州保険 局長は、金融保証会社(モノライン)2位のアムバック・ファイナンシャル・ グループに対して金融機関主導の救済策を計画している。アムバックの格下げ による信用市場の混乱を未然に防ぐのが目的で、計画について説明を受けた関 係者2人が1日までに明らかにした。

関係者の1人によれば、米シティグループやスイスのUBSなど8金融機 関が資金提供に向けてグループを結成した。ただ、詳細は決定していないとい う。関係者2人によれば、これとは別の複数のグループが、モノライン最大手 MBIAや同業のファイナンシャル・ギャランティー・インシュアランスに資 本提供する同様の計画について、作業を開始した。

ディナロ局長は1日の声明で、「詳細に関して話せないが、金融保証会社 に関しては多くの展開が起きている。なるべく早期にしっかりとした合意に至 るよう、すべての関係機関と引き続き連絡を取っている」と言明した。

アムバックの広報担当、ピーター・ポイロン氏にコメントを求めたが、返 答は得られていない。

格付け会社フィッチ・レーティングスは先月、アムバックの保証部門の格 付けを最高の「AAA」から引き下げており、米スタンダード・アンド・プア ーズ(S&P)やムーディーズ・インベスターズ・サービスも最高格付けを見 直し対象としている。格下げとなれば、証券保証をモノラインに頼る金融機関 では資産の評価損につながる。

1日のニューヨーク市場で、アムバックの株価終値は前日比1.56ドル (13%)高の13.20ドル。過去1年間では80%超の下落率となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE