ECBガルガナス氏:インフレは依然「主要な懸念」-断固たる措置も

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバ ーのガルガナス・ギリシャ中央銀行総裁は1月31日遅く、アテネでインタビュ ーに応じ、ECBの金融政策は投資家の利下げ期待には左右されないと語った 上で、インフレが依然として「主要な懸念」との認識を示した。

ガルガナス総裁は「われわれの金融政策は市場期待に主導されない」と述 べ、「私は高いインフレ率を非常に懸念している。インフレリスクは依然とし て上振れ方向だ」と言明した。

市場では、ECBが年内に利下げするとの期待が広がっている。サブプラ イム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題の影響で欧州の景気も鈍化して いるためだ。ただ、ユーロ圏のインフレ率はECBの目安(2%をやや下回る 水準)を5カ月連続で上回り、1月には14年ぶり高水準の3.2%に達しており、 同中銀は米金融当局の利下げに追随していない。

ガルガナス総裁は「われわれが中期的な目標を達成できないリスクがあれ ば、われわれは先制して断固たる措置を取る」と述べた。ECBの政策委員会 メンバーからは、ウェーバー独連銀総裁も先週、市場の利下げ期待は「希望的 観測」だと述べ、ガルガナス総裁と同様の見解を示している。ECBの政策金 利は現在4%。

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