中国株(終了):下落-上海総合指数、週間で97年以来最大の下げ

中国株式相場は下落。週間ベースで上海総合 指数がここ10年余りで最大の下げとなった。中国を襲った50年ぶりの大寒波に より経済成長が減速し、インフレが加速するとの懸念が強まった。

交通銀行シュローダーズ・ファンド・マネジメントで7億9000万ドル相当 の資産運用に携わる鄭拓氏(上海在勤)は、「大雪が工場の生産中止や物品輸送 の遅延をもたらしており、すでに弱くなっている市場の地合いをさらに悪化させ、 投資家心理に打撃を与えている」と指摘した。

鉄鋼で世界最大手、ルクセンブルクのアルセロール・ミタルが一部出資する 湖南華菱管線は、大雪による電力不足で生産に悪影響が出たことが響き、売られ た。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海 総合指数は前日比62.63ポイント(1.4%)安の4320.77で終了。週間では

9.3%下落と、97年5月16日終了週以来の大幅な下げとなった。深セン証券取 引所のA、B両株に連動の深セン総合指数の終値は前日比36.37ポイント (2.8%)安の1274.92。

上海証取と深セン証取のA株に連動しているCSI300指数は前日比48.46 ポイント(1.1%)安の4571.94で終了。2007年8月2日以来の安値となった。 週間の下落率は10%と、05年4月に同指数が導入されて以来の大幅な下げとな った。

湖南華菱管線(000932 CH)は0.75元(6.2%)安の11.45元。