米エクソン:10-12月期14%増、四半期と通期で過去最高益(2)

石油大手の米エクソンモービルが1日発表 した2007年10-12月(第4四半期)決算は前年同期比14%の増益だった。最 高値圏で推移する原油価格が業績に好影響をもたらした。

発表資料によると純利益は117億ドル(1株当たり2.13ドル)と過去最 高益。前年同期は103億ドル(同1.76ドル)だった。1株当たり利益はブル ームバーグがまとめたアナリスト16人の予想平均を16セント上回った。2007 年通期利益は406億ドルと、同社が持っていた米企業としての最高記録を自ら 塗り替えた。売上高は30%増の1166億ドルだった。

国際エネルギー機関(IEA)によると。トラックや電車、航空機に使用 される石油系燃料の世界需要は10-12月期に1.8%増と、前期の1.2%増から 伸びが加速した。

1日の米株式市場でエクソンモービルの株価は45セント安の85.95ドル。 原油や天然ガス相場の下落が嫌気された。同社の株価は2007年に22%上昇し、 同業の英・オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェルや英BPの株価上昇率を上 回った。

エクソンモービルの10-12月期の原油生産量は日量252万バレル。前年 同期比では6.4%減少した。南米やアフリカ地域での生産が落ち込んだ。一方、 天然ガス生産は12%増の日量104億立方フィート。特にアジアや中東、欧州で の生産が拡大した。石油・ガス販売による利益は32%増の82億ドルだった。