OPEC、生産据え置きを決定-ブッシュ米大統領の増産要請を拒否

石油輸出国機構(OPEC)は1日、 ウィーンで開催した臨時総会で、生産据え置きを決めた。米景気減速で エネルギー需要が抑制される公算があることが背景。

サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は、原油市場のファンダ メンタルズは「健全」であり、据え置きは「容易」に決まったと述べた。 ヘリルOPEC議長は記者会見で、景気鈍化見通しのため、第1四半期 (1-3月)はOPECの現在の生産で十分に需要を満たせると考えら れると語った。

OPECはブッシュ米大統領が呼び掛けていた増産を拒否。ただ、 原油相場反落に対応した減産についての協議は3月の総会まで先送りし た。原油相場は1月3日に1バレル=100.09ドルの最高値を付けた後、 9%下落している。次回総会は3月5日。

OPEC加盟13カ国の大半の閣僚は今週、生産枠変更の必要はない との見方を示していた。ブルームバーグがまとめた調査ではアナリスト の90%が生産据え置きを予想していた。

ベネズエラのラミレス・エネルギー・石油相とイランのノザリ石油 相はこの日の総会後、過剰在庫を防ぐために次回の会合では生産削減が 必要となる可能性を指摘した。

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