シャープ:第3四半期は3.8%増益-液晶パネルの外販増が寄与(3)

シャープが1日発表した第3四半期(2007 年10-12月)業績によると、純利益は前年同期比3.8%増の296億円となった。 液晶テレビは北米などで価格競争に直面したが、外販比率の上がっている液晶 パネルが寄与した。

売上高は同12%増の9212億円、営業利益は同5.5%増の520億円。ブル ームバーグ・ニュースが集計したアナリスト4人による事前予測の中央値は、 純利益290億円、営業利益510億円、売上高8750億円だった。

会見した大西徹夫取締役によると、売上高の内訳は、液晶テレビが同32% 増、携帯電話が同2%減、太陽電池が同9%減だった。営業利益は、液晶テレ ビや携帯電話を含む「AV・通信機器」が同19%減少したものの、「液晶パネ ル」が同28%増加した。大西氏は液晶テレビの採算が特に米国で厳しかったと 説明。一方、液晶パネル自体は09年半ばまで供給不足が続くとの見方を示し た。

今期(08年3月期)業績予想は据え置いた。売上高が前期比8.7%増の3 兆4000億円、営業利益は同1.9%増の1900億円、純利益は同3.2%増の1050 億円を見込む。

シャープの株価終値は前日比13円(0.7%)安の1826円。