首相「日本への影響小さい」-邦銀サブプライム関連損失拡大でも(3)

福田康夫首相は1日昼、邦銀が抱える米サ ブプライムローン(信用力の低い個人向け融資)関連損失が大幅に拡大したこ とについて、「米国と比べても損害の規模も小さいし、関係している会社も極 めて限定的だ。日本経済に与える影響はほかの国よりも小さい」と述べ、この 問題の日本への影響は限定的だとの認識を変えない姿勢を示した。首相官邸で 記者団に語った。

首相は「サブプライム問題は時間の経過とともに、米国の損失も大きくな っている。問題が長引くと日本のみならず全体的に悪い影響を与える」と述べ、 長期化した場合の世界経済の先行きにあらためて懸念を示した。その上で、 「早く解決してほしい」と語り、早期の問題解決と事態の収束に期待を示した。

首相は、日本政府の今後の対応について「状況をよく見極めることしかな い。必要なときには必要な対応をするということだ」と語り、従来の政府の立 場をあらためて示した。

主要8銀行グループの第3四半期(2007年4-12月)業績は31日に出そ ろい、サブプライムローン関連損失は合計で5882億円と、中間期から4.2倍 に拡大した。

--共同取材:鈴木 偉知郎、フィンバー・フリン Editor: Keiichi Yamamura, Hitoshi Sugimoto

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