ヤマダ電株が3日続落、営業利益の低進ちょく警戒-4-12月は堅調

家電量販店最大手ヤマダ電機の株価が3日 続落し、一時580円(5.1%)安の1万760円まで下げ幅を拡大。1月31日の 取引終了後に発表した4-12月期(第3四半期累計)業績では、連結純利益が 24%増益を確保したものの、通期予想に対する進ちょく率が7割に届かず、計 画達成への懸念が優勢となっている。

髙木証券投資調査部の勇崎聡次長は、足元の業績内容は「好調だった」と しながらも、株安について「営業利益ベースで、通期予想の達成率は約63%。 残り4割近くを、この1-3月期で稼がなければならないことへの懸念」と解 説した。

純利益ベースで見ても、通期計画に対する進ちょく率は67%。「前期とそ う変わらない同様の割合で順調とも言えるが、企業が連日業績を発表する中で、 通期予想を増額修正する銘柄へ資金がシフトするのはやむを得ない」と、勇崎 は見ている。

過去最高収益目指す

ヤマダ電の4-12月期連結純利益は前年同期比24%増の355億円、営業 利益は同30%増の475億円、売上高は同21%増の1兆3057億円だった。大画 面薄型テレビやパソコンなどのデジタル関連機器販売が好調に推移、省エネエ アコンや石油を使用しない電気暖房機器などの売り上げも伸びた。

2008年3月通期の連結業績予想に関しては据え置いている。売上高は同 23%増の1兆7780億円、営業利益は同35%増の751億円とそれぞれ過去最高 を見込む。