NY金(1日):2週ぶりの大幅安、ドル上昇で代替投資の需要減退

ニューヨーク金先物相場は下落。2週間ぶ りの大幅安だった。ドルが対ユーロで上昇したことから、代替投資としての金 の投資妙味が損なわれた。

米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業景況指数が市場予想に 反して前月比で伸びたことから、連邦公開市場委員会(FOMC)によるリセ ッション(景気後退)回避のための年内追加利下げ観測が後退した。金相場は 1月30日にオンス当たり942.20ドルの最高値を記録。FOMCは1月に2度 の利下げを実施し、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を計1.25ポイ ント引き下げ、3%に設定した。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)の金属トレーダー、マシ ュー・ジーマン氏は、「明るい経済ニュースが発表されると、FOMCにとっ ては追加利下げが困難になる。そのためドルが回復し、金に売り圧力がかかっ ている」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4月限は 前日比14.50ドル(1.6%)安の1オンス=913.50ドル。週間ベースでは

0.3%上昇した。

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