住友信託株が大幅続落、サブプライム損失299億円-市場では拡大懸念も

住友信託銀行の株価が一時前日比64円 (9.3%)安の626円と大幅続落。米サブプライム(信用力の低い個人向け)住 宅ローン関連損失が2007年4-12月期で中間期の90億円の3倍超を超える 299億円に拡大したと前日に発表。値下がりリスクのある海外の証券化商品を まだ抱えていることから、市場では追加損失に対する懸念が広がっている。

クレディ・スイス証券の伊奈伸一リサーチアナリストは、「依然として 7000億円を超える海外クレジット関連エクスポージャーを含み損のまま抱えて いるため、追加損失の発生懸念を払しょくすることは難しい」と30日付のリポ ートで指摘した。

住友信託が30日発表した第3四半期(2007年4-12月)連結純利益は、 サブプライム損失の拡大などで前年同期比45%減の538億円となった。住宅ロ ーン担保証券(RMBS)などへの投融資残高は12月末時点で7198億円、319 億円の評価損がある。同行では関連損失は3月末までにあと120億円程度増え るとみている。

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