香港株(午前):下落、月間ベースで10年ぶりの大幅安-建設銀安い

午前の香港株式相場は下落。ハンセン指数 はこのままいけば、月間ベースで1997年10月以来最大の下落率となりそうだ。 米金融当局が利下げを実施したが、信用市場関連の損失が拡大するとの懸念を 和らげることはできなかった。

中国建設銀行(939 HK)をはじめ中国の銀行株が売られている。フランス のBNPパリバが中国金融セクターの投資判断を「アンダーウエート」に引き 下げたことや、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、 サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関連の金融機関の損失が世 界全体で2650億米ドル(約28兆2000億円)を上回る可能性があるとの見方 を示したことが嫌気された。

大福アセット・マネジメントの運用担当者、ナンシー・リー氏は「金融機 関がどれだけの評価損を計上しなくてはならないかに関して不透明感がある」 と指摘。「こうした不透明感と、センチメントの悪さ、格下げなどが重なって、 銀行株が売られている」と述べた。

ハンセン指数は香港時間午後零時半(日本時間同1時半)現在、前日比

169.69ポイント(0.7%)安の23484.00。年初からの下落率は16%になってい る。ハンセン中国企業株(H株)指数は2%安の12499.29。

建設銀は1.8%下落した。中国工商銀行(ICBC、1398 HK)と交通銀行 (3328 HK)はそれぞれ1.7%、2.6%下落した。

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