FGICのモノライン格付け「AA」に引き下げ、MBIA見直し-S&P

格付け会社スタンダード・アンド・プアー ズ(S&P)は31日、金融保証会社(モノライン)4位のファイナンシャル・ ギャランティー・インシュアランスの格付けを最高の「AAA」から引き下げ た。また、業界最大手MBIAの格付けも引き下げ方向で見直すと発表した。

S&Pはまた、セキュリティー・キャピタル・アシュアランス(SCA) の金融保証および再保険部門の格付けも引き下げ方向で見直す。アムバック・ ファイナンシャル・グループのAAA格付けは据え置かれた。

S&Pは発表資料で、「今回の措置は、これらの金融保証会社が米国のサブ プライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連で被る可能性のある損失と、 それに対応するための資本状況について、現在進めている見直しの一環だ」と 説明した。

FGICの子会社のファイナンシャル・ギャランティーの格付けは「AA」 と、2段階引き下げられた。同社は少なくとも1984年以来、AAAの格付けを 維持していた。

31日に決算を発表したMBIAは、4時間にわたる投資家との電話会議で、 増資計画は予定通りに進んでいるとして、保証部門の保険財務力格付け「AA A」の維持に自信を示していた。S&Pは発表文で「想定される損失の規模を 考え、MBIAは増資の迅速な完了が不可欠だと判断した」としている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE