英アストラゼネカ:10-12月期は12%減益-人員削減などの費用増で

英製薬2位アストラゼネカが31日発表した 2007年10-12月(第4四半期)決算は、純利益が前年同期比12%減となった。人 員削減や企業買収に関連したコストがかさんだのに加え、主力製品の売れ行き鈍化 が響いた。

発表資料によれば、純利益は12億7000万ドル(1株当たり86セント)と、 前年同期の14億3000万ドル(同93セント)から減少。ブルームバーグ・ニュー スがアナリスト7人を対象にまとめた調査中央値では、12億8000万ドルと見込ま れていた。売上高は81億7000万ドルに増加した。

アストラゼネカは10年までに従業員全体の11%に相当する7600人の削減計 画のほか、昨年6月に152億ドルで買収した米バイオ企業のメディミューンに関連 した費用を計上した。また、ジェネリック製品(後発医薬品)との競合激化の影響 で、抗かいよう剤「ネクシアム」とコレステロール低下薬「クレストール」の売り 上げが落ち込んだ。

同社は、08年通期の1株当たり利益は最大4.70ドルに増加すると予想してい る。

アストラゼネカの株価はロンドン時間午前11時12分現在、前日比30ペンス (1.4%)安の2090ペンス。過去1年で同銘柄の時価総額は2割以上縮小した。

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