ソニー:第3四半期純利益は25%増-通期営業利益率目標は下振れ(3)

ソニーが31日発表した第3四半期(2007 年 10-12月)業績(米国会計基準)によると、ゲーム事業が黒字化したことな どで純利益は前年同期比25%増の2002億円となった。一方、通期予想は修正し、 営業利益率は目標の5%を下回る見通しとなった。

第3四半期の売上高は同9.6%増の2兆8590億円、営業利益は同5.8%増の 1894億円。ブルームバーグ・ニュースが集計したアナリスト6人の事前予測の 中央値は、純利益1904億円、営業利益2218億円、売上高2兆7473億円だった。

前年同期に542億円の赤字だったゲーム事業の営業損益が129億円の黒字に 転換。本業のエレクトロニクス事業の営業黒字は前年同期比7%減の1665億円 だった。

通期(08年3月期)業績予想については、売上高は前期比8.2%増の8兆 9800億円に据え置いたものの、営業利益は同5.7倍の4100億円に下方修正、純 利益は同2.7倍の3400億円に上方修正した。今期はハワード・ストリンガー最 高経営責任者(CEO)体制下で進めてきた中期経営計画の最終年度。営業利益 率の5%達成を目指していたが、修正後は4.6%になる計算。

大根田伸行最高財務責任者(CFO)は発表の席上、通期営業利益予想の下 方修正は円高などが理由と述べ、為替や金利など一時要因除けば、通期営業利益 率は5.2%になると説明している。第4四半期の為替レートは1ドル=105円、 1 ユーロ=155円と想定している。

課題だったゲーム事業は、最大の焦点の「プレイステーション3(PS 3)」の第3四半期の卸売台数が490万台となった。上半期では202万台だった ため、廉価版投入やソフトウエア充実が、歳末商戦で功を奏した形。ただ通期の 計画は従来の1100万台から950万台に下方修正した。

ソニーの株価終値は前日比180円(3.6%)高の5220円。

--共同取材 林 純子Editor:Kenzo Taniai, Hideki Asai

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