12月米個人消費0.1%増か、過去1年余りで最も鈍い伸びに-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関73社を対象に実施した調査によると、31日に発表予定の昨年12月の米個 人消費支出(PCE)は前月比0.1%増加(中央値)したもようだ。予想通り なら2006年9月以来で最低の伸びで、リセッション(景気後退)入りのリス クを裏付けそうだ。11月は同1.1%増だった。米金融当局が注目するインフレ 指標、PCEコア価格指数は前月と同水準の上昇が見込まれている。

住宅不況に見舞われる米経済を昨年支えてきた消費も、住宅価格低下や株 安、燃料コスト上昇などによって失速しつつある。米金融当局は利下げを実施 し、政府は消費回復を目指して戻し減税を検討している。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル(ニューヨーク)のチー フエコノミスト、デービッド・レスラー氏は「消費の失速が際立っている」と 指摘。「米経済がリセッションに陥るとの懸念を裏付ける状況だ」と話した。

個人消費は商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発表する。 ブルームバーグ調査での予想レンジは、前月比0.5%減から同1%増まで。個 人所得は同0.4%増(70社の中央値)と、11月と同様の伸びが見込まれている。

同統計の一項目であるPCEコア価格指数は、前月比0.2%上昇(55社の 中央値)したもよう。3カ月連続で同じ伸びになりそうだ。前年同月比では11 月と同様の2.2%上昇(29社の中央値)と見込まれている。

米労働省が同日午前8時半に発表する1月26日終了週の新規失業保険申 請件数(季節調整済み)は32万件(36社の中央値)と、前週(30万1000 件)からの増加が見込まれている。

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