味の素:4-12月純利益6.2%増、海外食品好調-通期は維持(3)

調味料国内最大手の味の素が31日発表し た4-12月期の連結決算によると、純利益は前年同期比6.2%増の303億円だ った。原材料高が響き国内食品事業は減益となったものの、アジアなどの海外 食品事業の好調が寄与した。

今期(08年3月期)の連結業績予想は従来のまま据え置いた。4-12月 期の連結純利益の通期予想(335億-350億円)に対する進ちょく率は86%以 上となった。10-12月期の連結純利益は前年同期比12%増の163億円だった。 同数値はブルームバーグが4-12月期から中間期の実績を差し引いて算出した。

4-12月期の連結売上高は同6%増の9332億円、営業利益は同4.8%増 の531億円、経常利益は同4.9%増の534億円だった。海外食品事業は、アジ アや南米で風味調味料が大幅に伸びた。為替が円安に推移したことも手伝い同 27%増収、営業利益も同68%増となり全体を押し上げた。アミノ酸事業も

8.3%増収、3割増益となった。

一方、国内食品事業は、大幅な製品改訂で流通在庫を調整した「ほんだ し」や記録的な残暑が響いたスープ類などは減収だったが、コーヒー類などの 好調により1.9%増だった。ただ、原材料価格の高騰や健康関連事業への先行 投資などにより、営業利益は32%減と落ち込んだ。

今期の連結業績は、売上高が前期比5.7%増の1兆2250億円となる見通し。 営業利益は同18-22%増の750億-775億円、経常利益は同14%-18%増の 700億-725億円、純利益は同11-16%増の335億-350億円をそれぞれ見込 む。

味の素の株価終値は前日比79円(7.5%)高の1131円。

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