ヤフー株が急反発、広告好調で10-12月期は13%増益-格上げ相次ぐ

ポータル(玄関)サイト国内最大手ヤフ ーの株価が大幅反発している。一時前日比4000円(11%)高の4万800円ま で上げ幅を拡大。前日発表した第3四半期(2007年10-12月)の連結業績で は、広告関連ビジネスが好調に推移して純利益は前年同期比13%増となった。 第3四半期業績を受け、証券会社アナリストの間では投資判断を引き上げる動 きが相次いでおり、足元の業容を見直す買いが優勢となっている。

独立系投資顧問のアセットアライブ代表取締役の下川勝彦氏は、「各社の 投資判断引き上げが株価反発に寄与している」と指摘した上で、「ただ、市場 が期待するほどの成長は実現していないため、中長期的には株価の上昇も限定 的ではないか」(同氏)との見方を示した。

日興シティグループ証券は30日付で、ヤフーの投資判断を「2(ホール ド)」から「1(買い)」に引き上げた。日興シティの山科拓アナリストは同 日付のレポートで、「最近の株価下落により、同社の株価は割安感が高まって いる」ことなどを引き上げの理由に挙げている。また、クレディ・スイス証券、 KBC証券もそれぞれ投資判断を引き上げた。

ヤフーの業績は、昨年9月にネット関連広告会社オーバーチュアを連結子 会社化したことで広告事業の売上高が大幅に伸び、第3四半期の純利益は前年 同期比13%増の172億円と伸びた。また、08年3月通期の予想は、純利益が 648億-665億円(前期実績は580億円)を計画、売上高は2606億-2644億円 (同2126億円)を見込む。

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