ポールソン米財務長官:景気刺激策で上院に「迅速な」行動求める

ポールソン米財務長官は30日、国内景気 の減速を踏まえ、上院は29日に下院を通過した1460億ドル(約15兆5500 億円)規模の景気刺激策を数週間以内に可決させることが必要だとの考えを示し た。

財務長官はワシントンでの会合で講演し、「複雑でない対策なら迅速に動 くことが可能だ」とし、「景気刺激策の取りまとめが不調となれば、国民の我慢 が限界を超え、われわれはまた早期に行動し迅速な結果を出す上で極めて重要な 勢いを失うことになる」と説明した。

米下院は、企業の投資を促進する税優遇措置や、住宅ローン市場に資金を注 入するためファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付 抵当公社)に大口ローン買い取りを認めることを盛り込んだ総額1460億ドルの 景気対策法案を可決している。

ポールソン長官は「上院指導部がこの作業で英知を示すことを確信してい る」と述べた。

一部の上院議員は、失業保険受給期間の延長を盛り込みたいとして、下院案 修正の意向を示している。

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