英国債:上昇、10年債利回り4.56%-イングランド銀の利下げ観測で

英国債相場は上昇。米経済のリセッショ ン(景気後退)懸念と金融機関による損失拡大を受けて、イングランド銀行が 政策金利の引き下げを促されるとの観測が広がった。

スイスの大手銀UBSは30日、昨年10-12月期(第4四半期)の暫定 決算で、住宅ローン関連資産の評価損の影響で114億ドル(約1兆2230億 円)の赤字となるとの見通しを明らかにした。1カ月ぶりの高水準まで3ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)未満に迫っていた英2年債利回りはこ れを受けて、下げに転じた。

昨年10-12月期の米実質国内総生産(GDP)が予想を大きく下回った ことを受けて、米株式相場は軟調に推移している。

カリヨンの債券戦略部門責任者、デービッド・キーブル氏(ロンドン在 勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、英国債について「世 界で最も有望な投資先だ」と指摘。「イングランド銀はさらに利下げすること になる」との見方を示した。

10年債利回りはロンドン時間午後4時56分までに、前日比2bp低下し

4.56%となった。同国債(2018年3月償還、表面利率5%)価格は0.18ポ イント上げ103.49。2年債利回りは3bp下げ4.41%となった。

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