米ボーイング:10-12月期4.5%増益-ジェット旅客機納入増が寄与(2)

航空機メーカー大手の米ボーイングが30日 発表した2007年10-12月(第4四半期)決算は、前年同期比4.5%増益だった。 ジェット旅客機の納入が前年同期より9機増えたのが寄与した。同社は2008 年の利益見通しを上方修正した。

発表資料によると純利益は10億3000万ドル(1株当たり1.36ドル)。前年 同期は9億8900万ドル(同1.29ドル)だった。売上高は約1%減少して175 億ドル。

ブルームバーグがまとめたアナリスト19人の予想平均では1株当たり1.33 ドルの利益が見込まれていた。売上高予想は173億ドルだった。

同社は2008年の利益見通しを1株当たり最大で5.85ドルと、従来の同5.75 ドルから上方修正したが、売上高見通しについては新型機「787ドリームライ ナー」の納入遅延を理由に予想レンジの下限を675億ドルと、これまでの685 億ドルから10億ドル下方修正した。

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均では2008年の1株当たり利 益は5.96ドル、売上高は695億ドルが見込まれている。

10-12期の民間機納入数は前年同期比8.7%増の112機。2007年通年では 11%増の441機と、ライバルの欧州エアバスより12機少なかったが2001年に 全米同時多発テロで航空業界が打撃を受けて以来で最大だった。

2007年の民間機売上高は17%増の334億ドル。軍用機の売り上げは0.8%減 の321億ドルと、2002年以来で初めて民間機売り上げが軍用機を上回った。

30日の株式市場でボーイングの株価は前日比1.91ドル(2.4%)高の82.87ド ル。過去1年間で同社の株価は3.6%下落した。

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