独SAP:08年ソフトウエア・サービス売上高見通しは最大14%増

経営管理ソフトメーカー最大手、ドイツのS APは30日、2008年通期のソフトウエア・サービス両事業の売上高が最大で前 年比14%増になるとの見通しを発表した。

SAPの発表資料によれば、同見通しは、買収を進めているフランスのビジ ネス・オブジェクツの売り上げを除いたベースで、為替変動を考慮していない。 07年の同ベースの売上高は前年比17%増と、予想レンジの12-14%を上回った。

昨年10月、SAPは企業データベース・ソフトの強化を見据え、ビジネ ス・オブジェクツの買収を発表。ヘニング・カーゲルマン最高経営責任者(CE O)は今月16日、経済成長の減速が在庫管理などのソフトウエア需要に悪影響 を及ぼす兆候はみられないと語った。

一方、SAPが30日発表した07年10-12月(第4四半期)決算は、純利 益が7億5600万ユーロと、前年同期の8億400万ユーロ(調整済み)から減少 した。

またSAPは08年の買収関連費用を除いた営業利益率が27.5-28%に上昇 するとの見通しを示した。07年は27.3%だった。この見通しには、08年にSA Pが計画している中小企業をターゲットにした製品への最大2億2500万ユーロ (約355億円)の投資を含んでいる。

SAPは14日、アジアと欧州での受注の伸びに支えられ、第4四半期のラ イセンス収入が前年同期比14%増の14億1000万ユーロと、アナリスト予想を 上回るとの暫定集計を発表していた。

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