ホンダ:10-12月期の純利益38%増、海外販売好調-通期純利益を増額

国内2位の自動車メーカー、ホンダが30 日発表した第3四半期(2007年10-12月期)の連結業績は、純利益が前年同 期比38%増の2000億円となった。海外販売が好調で、国内の落ち込みを補い 2年連続の増益を確保した。ブルームバーグ・ニュースが集計したアナリスト 6人の業績予想の平均値で第3四半期の純利益は1482億円が見込まれていた。

同四半期の売上高は同10%増の3兆448億円で、8年連続して同四半期の 過去最高を更新。営業利益は同35%増の2762億円で、こちらは3年連続の最 高益更新。税引き前利益は同31%増の2607億円、関連会社持ち分利益は同 21%増の313億円だった。1株当たり純利益は110円25銭(前年79円45 銭)。また第3四半期配当は22円(従来予想22円)とした。

営業利益の変動要因は「売り上げ・構成変動」で646億円、「コストダウ ンなど」で99億円、「為替変動」で29億円などの利益押し上げ効果があった 一方で、「販売管理費の増加」で22億円、「研究開発費の増加」で41億円な どの利益押し下げ要因があった。期中の為替レートは対ドルが113円(前年同 期118円)、対ユーロが164円(同152円)。また営業外損益に反映されるデ リバティブ評価損益は170億円の減益要因となった。

同四半期の世界販売台数は前年同期比8.3%増の99万1000台。このうち 国内は同7.1%減の14万5000台と引き続き低迷したが、主力の北米が同

2.1%増の48万1000台となったのをはじめ、欧州が同25%増の9万台、アジ アが同21%増の18万8000台、中国をはじめとするその他地域が同43%増の 8万7000台と海外販売は軒並み好調だった。

通期業績は利益予想を上方修正した。純利益は前期比8.0%増の6400億円 から同17%増の6900億円に修正した。一方、売上高が同11%増の12兆3000 億円から同9.6%増の12兆1500億円に下方修正。営業利益は同3.3%増の 8800億円から同8.0%増の9200億円、税引き前利益が同9.7%増の8700億円 から同15%増の9150億円に修正し、いずれも過去最高更新を見込んでいる。

ホンダの株価30日終値は前日比40円(1.2%)高の3300円。

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