仏BNPパリバの10-12月:42%減益、市場混乱響く-暫定集計(2)

フランス最大の銀行BNPパリバは30日、 2007年10-12月(第4四半期)の純利益が前年同期比42%減になったと発表 した。信用市場の混乱に関連したコスト5億8900万ユーロ(約930億円)が響 いた。

同行が電子メールで配布した業績の暫定集計によれば、純利益は約10億ユ ーロと、前年同期の17億2000万ユーロから減少。ブルームバーグ・ニュース がアナリスト5人を対象にまとめた調査の中央値では、13億ユーロと見込まれ ていた。07年の通期純利益は前年比7%増の過去最高の78億ユーロ。

キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズのアナリスト、ジャンピエール・ ランベール氏は顧客向け文書で、「われわれがカバーしている仏銀の中で、BN Pパリバの法人・投資銀行業務が現在の市場の混乱に対し最も大きな抵抗力を 示しているようで、同行を好ましいと考えている」と記した。

パリ株式市場で、BNPパリバの株価は現地時間午前9時55分(日本時間 午後5時55分)現在、前日比1.1%安の67.84ユーロで取引されている。

BNPパリバは債券発行体のカウンターパーティーリスクの高まりに関連 し4億5600万ユーロの引当金を積んだほか、買収相手の資産を担保に資金を調 達するレバレッジド・バイアウト(LBO)案件に関連し証券と融資を総額9600 万ユーロ減損処理した。

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