金融業界への規制拡大を要請-元ソロモンCEOのグッドフレンド氏

1980年代に米名門証券会社ソロモン・ブ ラザーズ(当時)の最高経営責任者(CEO)だったジョン・グッドフレンド 氏は29日、仏銀ソシエテ・ジェネラルがトレーダーの未承認取引で巨額の損失 を出した事件を受け、米国内外の金融業界に対する規制拡大を求めた。

グッドフレンド氏(78)はブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、貧弱なリスク管理が原因の主要銀行での評価損計上は多くの人が考えるよ り頻繁に起きているもようだと指摘した。同氏は1991年、社内の複数のトレー ダーによる米国債の不正入札事件が発覚したことを受け、ソロモンを辞職して いる。

ソシエテ・ジェネラルは先週、ジェローム・ケルビエル氏による株式先物 の未承認取引で49億ユーロ(約7700億円)の損失を出したと発表した。

グッドフレンド氏は「ソシエテ・ジェネラルの問題はさらに拡大しかねな い」とし、「金融機関の経営陣が、作り出されている他のすべての手段・媒体 について理解しているとは思えない」と説明した。さらに、ヘッジファンドに ついて「市場の規制されていない部分」と指摘し、「危険で恐ろしい嵐」を引 き起こしかねないと述べ、その台頭に悲観的な考えを示した。

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