米10-12月GDP速報値は1.2%増に減速へ、住宅落ち込み-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融機関や調 査機関77社の予想をまとめた調査によると、2007年10-12月(第4四半期) の米実質GDP(国内総生産)速報値は、前期比年率1.2%増(中央値)と、7 -9月(第3四半期)の同4.9%増(確定値)から減速したもよう。住宅セクタ ーの不振が響いたとみられる。

住宅販売・建設が落ち込み、サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ロ ーン問題が深刻化し、金融市場が混乱するなか、6年にわたる米国景気の拡大が リスクにさらされている。米金融当局はこの日の連邦公開市場委員会(FOM C)で、企業の景況感や個人消費をてこ入れするため、先週に引き続き利下げを 決める公算が大きい。

FTNフィナンシャルのチーフエコノミスト、クリストファー・ロー氏は 「住宅セクターでの弱さが顕著になる可能性が高い」と指摘。「われわれは危機 を脱していない」と話した。

GDP速報値は、商務省が30日午前8時半(ワシントン時間、以下同じ) に発表する。予想レンジは前期比年率0.4%-2.3%増。7-9月の同4.9%増は、 03年以降で最大の伸びだった。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングスのエコノミストによると、10-12 月期の住宅建設は年率28%減と8期連続の減少になり、1982年以来の大幅な落 ち込みが見込まれている。

GDPは、消費者と企業の支出に下支えられそうだ。全体の3分の2を占め る個人消費は、10-12月期は前期比年率2.6%増(10社の中央値)になったも よう。7-9月期は同2.8%だった。

30日午前8時15分には、給与明細書作成代行会社オートマティック・デー タ・プロセッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズ調査の1月の米民間 部門雇用者数が発表される。ブルームバーグ調査では前月比4万人増(21社の 中央値)とみられている。

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