ダイハツ工株が急騰、海外事業拡大とミラの好調-業績予想を上方修正

軽自動車首位のダイハツ工業の株価が、午 後に入って前日比61円(6.6%)高の989円まで急騰。インドネシアなど海外事 業が順調に推移していることなどから、会社側は午後零時50分に、今期(2008 年3月期)業績予想を増額修正した。市場予想を上回る見通しとなったことから、 足元の良好な業況を評価する買いが優勢となった。

午後に発表した第3四半期(07年10月-12月)連結業績によると、売上高 は前年同期比0.9%減の4019億円5500万円、経常利益は39%増の159億4500 万円となった。売り上げは伸び悩んだものの、収益性の高い海外事業の貢献と原 価低減で利益は大幅な増加となった。これを受けて今期連結業績は前期比3.8% 増の1兆7000億円(従来予想1兆6400億円)、経常利益は4.6%増の630億円 (同560億円)となる見通し。

同社広報室の近藤文彦氏は、「インドネシアとマレーシアを中心とする海外 の生産が予想より好調だったことで、通期の売り上げが増加する見通しとなっ た」と述べた。また、6月から開始したフルモデルチェンジの「ミラ」の輸出が 伸びたことも、収益を押し上げるという。

ブルームバーグ・ニュースによるアナリスト・コンセンサスによると、今期 連結経常利益は597億2300万円が予想されていた。業績修正発表前の株価は、 29日終値をやや上回る水準で推移していた。

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